自然の中で過ごすと幸せになる

子育て日記

休日になると、どのように過ごそうか、色々と迷ってしまいます。

だいたい午前中は、子供含めて家族全員で習い事に出かけ、その帰り道で買い物に出かけ、お昼ご飯を食べて帰る。というのが大体の生活パターンです。

午後になると、散歩がてら、家の近所の公園や緑地を散歩することがあります。何気なく歩いているだけですが、非常に気持ちが良く、本当に気持ちが晴れやかになります。良い気分転換になります。

これは、「何か体の中で脳内ホルモンや脳神経物質が分泌されて、体に何かしらの変化が起きているに違いない」と思い、色々と調べてみました。そうすると、やはり、「自然の中で過ごすと、人間は幸福感を増す」という論文がありました。

自然の中で過ごすだけでなく、植物を育てたり、ペットを飼うことも、幸せホルモンの分泌に繋がります。これは植物を育てたり、ペットを飼うことで、「自分の役割」を認識することで、何か役に立っているという意識を持つことができます。これによって自己効用感を実感でき、周りとのつながりを意識できます。人とのつながりを実感する時に分泌される幸せホルモンの「オキシトシン」が作用するということですね。

よく、テレビやマスコミで、社会的成功を収めた人が、都心のタワーマンションなどで、無機質な生活を送っている人を見かけますが、幸福感を実感する生活を送るのであれば、緑豊かな環境に暮らすこと暮らすほうが断然幸せを実感できます。

つい、先日の休日も、家で色々な仕事を進めようと思って、書斎にこもってパソコンの前にいましたが、どうも気分が悶々として晴れやかな気分になりません。子供も同じような気持ちだったのか、一緒に近所の緑道をお散歩に行かないか?と誘ってみました。すると、妻も行く気になり、結果的に家族四人で緑道に散歩に出かけました。夕方の日が暮れそうな時間帯だったこともあり、非常に涼しく心地よい時間帯に緑あふれる緑道歩きました。全部で30分ぐらいだったと思いますが、部屋にこもっていた時の気分とは全く違う、本当に清々しく気持ちのいい時間となりました。私個人としても、気分転換になりましたし、家族と過ごすという意味でも、非常に充実した時間となりました。脳内ホルモンであるオキシトシンとセロトニンが分泌されていたのだと思います。

改めてこのような時間は、本当に大事で充実した時間だなと感じました。

ドーパミン的な成功や報酬を求めるだけでなく、このような時間を定期的に持つことが、自分の気持ちを安定させるうえで非常に重要です。そのことを再確認しました。

幸福度ランキング聞いたことがあると思います。よく言われるのが、ブータンや北欧は幸福度が高く、一方で日本は先進国の中で非常に幸福度が低いとされています。これは、どういう背景からそうなったのか分かりませんが、日本人はとにかく勤勉で真面目で仕事に愚直に取り組みすぎている結果だと思います。いわゆるドーパミン的な幸せを追い求め、そして、ドーパミンから陥りがちな依存症に苛まれていつのだと思います。本来は、生きていく上で土台となり、最も重視しないといけないセロトニンやオキシトシン的な幸せを放棄しているのではないでしょうか。

ブータンにしても北欧にしても、自然豊かな国々です。当たり前のように緑に囲まれ、自然に囲まれた環境で暮らすことで、日々セロトニン的な幸せ、オキシトシン的な幸せを実感しているんだと思います。ドーパミン的な幸せではなく、セロトニン・オキシトシン的な幸せを重視し、実際に実感しているのだと思います。

私は30代ですが、比較的若くして、このことに気づけて実行に移せていることは、非常に幸せなことだと思います。

30代40代というのは、まさに働き盛り。仕事においては、脂の乗り切った充実した時期だと思います。しかし、その一方で、友達や家族、親子関係といった人間関係の中においても、充実した時間を過ごし、役割を担わないといけないと思うわけです。特に、結婚して子供がいる人にとっては、なおさらそれ思います。仕事ばかり重視して、子供との時間をおろそかにする、家族との時間をないがしろにする。このようなことがあっては後で後悔してしまいます。

少なくとも私は後で後悔してしまう気がしてなりません。なので、仕事も大切ですが、それ以上に家族との時間は結構こういったものを大切にしたいと考えています。

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