お風呂タイムは、子育てにおけるゴールデンタイムだと思っています。
今まで、「なんとなーく、子どもとお風呂に入っていた」「子どもとゆっくりお風呂に入る余裕なんてない。毎日、さっさと終わらせている」という人には、あらためてお風呂タイムを見つめ直してもらえたらと思います。
- 子供と裸の付き合いができる
- 肌と肌のふれあいがある
- 個室空間でゆっくり話ができる
- 30分前後という時間がちょうどよい
- 水に慣れる練習となる
- 言葉や足し算を教える最高の勉強の場となる
ぱっと思いつくだけでも、これだけの良いところがあります。
【お風呂タイムの良いところ①】 子供と裸の付き合いができる
「裸の付き合い」という言葉がありますが、 一緒に風呂に入ると本当に仲良くなれると思います。
お互いがすべてをさらけ出して、ゆっくり過ごせる最高の時間だと思います。
【お風呂タイムの良いところ②】 肌と肌のふれあいがある
子どもの身体を洗ったり、一緒に湯船に使ったり。肌と肌が触れ合う機会が多いですよね。
当たり前のようですが、子どもが大きくなると少なくなってきます。大人同士になると全くなくなると言っても良いでしょう。
子どもが小さいうちに、たくさん肌と肌のふれあい、たくさん愛情を伝えることがことが、良い子育てにつながると思います。
【お風呂タイムの良いところ③】 個室空間でゆっくり話ができる
見落としがちですが、お風呂場って個室なんですよね。個室でゆっくり話ができるというのは、最高のコミュニケーションの場となります。
子どもと親で、ゆっくり、にぎやかに、今日の出来事を話し合うことで、子どもと素晴らしいコミュニケーションをとることができます。
【お風呂タイムの良いところ④】 30分前後という時間がちょうどよい
お風呂って、だいたい30-45分くらいだと思います。
この時間がちょうど良いと思います。長すぎず、短すぎず。
日々のコミュニケーションの上で、30-45分ほどの時間を確保できるのは、とても有意義だと思います。
ほぼすべての人が毎日お風呂に入っていると思いますので、このお風呂タイムの30分前後をうまく活用して、日々の子育てをより素晴らしいものにしていきたいと思っています。
【お風呂タイムの良いところ⑤】 水に慣れる練習となる
お風呂タイムは、教育の場としても有効活用できます。
一つは、水に慣れる練習となる、ということです。
顔をつけたり、潜ってみたり。水に慣れて、水のことを好きになる、絶好の機会です。
シャワーで遊んだり、湯船におもちゃをいれて遊ぶのも良いでしょう。
水を怖がらず、水に慣れさす練習の場としても、お風呂タイムを積極的に活用したいですね。
【お風呂タイムの良いところ⑥】 言葉や足し算を教える最高の勉強の場となる
こちらは、がっつり教育の場として利用するケースです。
- 数字
- ひらがな
- アルファベット
- 言葉(体の名称。肩、うで、足、など)
これを覚える絶好の機会となります。
- 湯船につかる時間を、一緒の数えたり。
- お風呂場に貼れるひらがな表やアルファベット表を使って、ひらがなやアルファベットを教えたり。
- 体を洗いながら、新しい言葉を覚えたり。
工夫次第で、たくさんのことを学べる時間となります。
教育熱心なご家庭では、ぜひ、うまく活用してみてください。
お風呂タイムにやってはいけないこと
こんな素晴らしいお風呂タイムですが、やってはいけないことがあります。
それは、「お風呂タイムに、子どもにネガティブな感情を抱かせない」ということです。
抽象的な表現ですね…… 少し具体的な表現をすると、
- 感情的に叱らない
- 時間がない!といって急かさない
- 好きなように遊ばせる(選ばせる)
これらのことが重要です。
なぜか? その答えは、
人間の脳はポジティブな感情を抱くことによって、ドーパミンが発現され、それが集中力や短期記憶に大きく影響するからです。
子どもにとって、「お風呂タイム=楽しい時間」という公式が出来上がれば、
イヤイヤと、駄々をこねることも少なくなりますし、お風呂タイムが素晴らしい子育ての一部になるはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
子育ての基本であり、重要なことである「ポジティブな経験をさせる」ということをお風呂タイムでも実践することが大事だと思います。
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