【2021年最新】自己認識力を高めるのに役立つおすすめの本

人材育成
  • 自己認識力というものを詳しく知りたい人
  • 自己認識力が高まると良いことがあるようだけど、どんな良いことがあるの?
  • 「自分探し」を長く続けているけど、もう辞めたい。最後となるキッカケが欲しい。

今回は、そんな人に自己認識力を高めるのに役立つおすすめの本を紹介します。

自己認識力を高めるおすすめの本

【自己認識力を高める本①】insight ―いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力

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この本は、「自分を正しく知り、仕事と自分を劇的に変える自己認識の本」です。

その名の通り、自己認識力を高める方法や、自己認識力の重要性などが体系的にまとまっています。
自己認識について、理解を深めたい人には、最初に読んで欲しい1冊ですね。

自己認識って、なかなか慣れていなくて、一度理解したからといって、すぐに実践できるわけでもありません。

繰り返し繰り返し、「自己認識とはなにか?」ということを学ぶ必要があるのだと思います。

そういった意味では、このinsightという本は、1冊購入して手元に置いて、必要なときに読み返すのが良いのかなと思います。 

私自身が読んでみて、気になった内容をいくつか挙げたいと思います。 

  • 自己認識力は伸ばせる
  • 自己認識は不断のプロセスであって、1回で終わりではない
  • インサイトの7つの柱
    1. 【価値観 (values)】 自らを導く行動指針
    2. 【情熱 (passions)】 愛を持っておこなうもの
    3. 【願望 (aspirations)】 経験し、達成したいもの
    4. 【フィット (fit)】 自分が幸せで存分に力を尽くすために必要な環境
    5. 【パターン (patterns)】 思考・感情・行動の一貫した傾向
    6. 【リアクション (reactions)】 強みや弱みが表れる思考・感情・行動
    7. 【インパクト (impact)】 周りの人への影響
  • 人間は、ついつい自分のことを高く評価しがち(=自己欺瞞)。自己認識と対極にある状態。
  • 自尊心が高すぎる状態(=自己陶酔)から抜け出し、正しく自己認識するには、
    • インフォーマーになる
    • 謙虚になる
    • 自己受容にはげむ(=自分の不完全さを知り、許す)
  • 内省のしすぎはダメ。破滅に追い込むだけ。 自分について考える≠自分を知る
  • 日記(=心のライティング)をつけることが重要。事実と感情を書く。毎日書かない事がポイント。
  • 皆、自分のことを高く評価しがち。だから、自分のことを正しく、厳しくフィードバックしてくれる人を大切にする。

本当に、自己認識についてよくまとまった本だと思いますので、まずはこの1冊を手にとってほしいです。

【自己認識力を高める本②】ゼロ秒思考

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続いては、世界的な戦略コンサルティング会社・マッキンゼー出身の赤羽雄二さんの1冊です。

この本は、自己認識に関する本ではありません。「A4の紙へのメモ書き」を軸にした思考法の本です。

私は、この本に出会い、「とにかく書く」ということの重要性・効果を実感しました。

だまされたと思って読んで実践してほしいです。

本当に書くことで、頭の中がスッキリして整理されます。自分の頭の中にある感情をとにかく書き出します。

1冊目に紹介した「insight」の中でも、日記をつけることの重要性が書かれていました。ゼロ秒思考のやり方を参考に、「心のライティング」スキルを高めることで、自己認識力を高められると感じています。

【自己認識力を高める本③】BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは

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この本は、脳科学的なアプローチで、ストレスやモチベーション、クリエイティビティの解明を進めています。 

自己認識* を中心とした話は少ないかもしれませんが、脳科学という科学的な側面から自己認識について触れています。

【注釈】* 本書の中では、自己認識を「メタ認知」と表現しています。

なんとなく曖昧に、「モヤッ」とした理解にとどまりがちな自己認識について、最新の脳科学の研究から科学的なアプローチで解説してくれます。科学的に解説してくれているので、自己認識のメカニズムや有効性を納得感を持って理解することができます。

ここでも、私自身が読んでみて、気になった内容をいくつか挙げたいと思います。 

  • 「自分を高める」ために、どうしても避けては通れない脳の重要な機能がある。それが「メタ認知」。
  • メタ認知は、「自分自身を客観視、俯瞰視」した認知の状態
  • 自分のことはよくわかっているという錯覚から、ほとんどの人は意識的に自分を見ようとしない。
  • だからこそ、自分を客観的に捉えてみる時間や学習が求められる。
  • 自分の感じ方、考え方、振る舞い方を知れば、自分で感じ、考え、行動する、自律的な脳が育まれる。
  • 人間の行動と思考を理解するには、密接に関連する感情を理解することなしには難しい。
  • 自分の感情を見ずに蓋をしていては、自分の行動力や思考はいつまでたっても高まらない。自分のパフォーマンスを高め、成長するためには、自分の感情や感覚に注意を向けることがメタ認知の大切なポイント。
  • 何かを極める人は、必ず自己と向き合い、自己についての考察を深いレベルで行い、感情や感覚を捉えている。
  • 自分をメタ認知している状態の脳の機能が明らかになりつつある。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、自分を高める上で避けて通れない能力、「自己認識力」を高めるためにおすすめの本を紹介しました。自己認識力は、英語だとセルフ・パーセプションと呼ばれ、昨今の教育トレンドである非認知能力の1つとされています。

ぜひ、1冊でも手にとって、じっくり読んでみてください。

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