普段このサイトで、子どもに寄り添う教育、子供の個性を大切にした子育て、非認知能力の重要性などについて、発信してきました。自分なりにも、そのような子育てを実践してきているつもりですが、改めて子どもに寄り添うことの難しさや子供の個性に合わせた子育てというのは難しいなと実感しました。
子育てや教育の背景には、親の期待が見え隠れする、ということを以前指摘したと思います。自分としても親である自分の期待よりも、子供の考えや価値観を尊重して子供の行動を応援してあげることを大切にしてきたつもりでした。期待よりも応援を心がけてきました。しかし、やはりどうしても子供にはいい子に育ってほしい、健康に育ってほしい、運動ができるようになってほしい、勉強ができるようになってほしい。様々な親の期待があって、期待通りに子供が行動しなければ、ついつい怒ってしまいます。
先日も息子と過ごしていたら、あまりにもふざけていたので、もっと真面目にやりなさい、真剣にやりなさい、なんでふざけるの、と強い口調で怒ってしまいました。そうすると子供は怖かったようで泣いてしまいました。
子供は良くも悪くも素直な生き物なので、子供の言動の裏側目的や背景というのはある程度推察することができます。子供がふざける時は、たいていは注目をして欲しい、自分に注意を向けてほしい、そういう気持ちの裏返しであることが多いです。子供がふざける時には、ちょっとでもいいので子供のペースに合わせて自分も子供のおふざけに乗って楽しんであげれば良かったなぁと思います。子供の本心や本当の願いを察することなく親としての、ちゃんと行動してほしい、真面目に行動してほしい、という価値観を一方的に申し付けてしまいました。
しかも、かなり感情的な口調で怒ってしまいました。このことは本当に反省しないといけないなと後で振り返って感じました。
自分は子育てに対して色々な知識を増やしながら、時間も質もかなり子育てにかけてきたつもりでしたが、やはりまだまだ親としては未熟で改善しないといけないところがたくさんあるなと実感しました。
これから先ずっとこのような感じなのだと思います。うまくいったと思ったら、うまくいかなくて反省したり、反省することばかりが続くと、時にはいい子育てが出来たなと感じてたり。そういったことを積み重ねながら親としても成長していくのだと思います。
今回の経験を踏まえて、今後の子育ても子供に寄り添って子供のことを一番に考えて子育てしていきたいと感じました。
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